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教養基礎力養成演習

 「教養基礎力養成演習」は、獣医学を学ぶ上で必要な思考法や基礎的技術を備えるために、今年度から共同獣医学科に新たに開講された科目です。教養基礎力養成演習のメニューのひとつとして、「動物福祉・倫理に関する講義および実習」が実施されました。

 10月3日(木)に岐阜大学で、10月9日(水)に鳥取大学で、両大学の教員が双方に移動して行われました。午前中に、鳥取大学の竹内崇師准教授(実験動物学)による講義があり、動物実験の歴史と現状、関連する法律・規則、動物愛護、獣医師の動物実験への関わり方等について、説明がなされました。午後の実習では、マウスへ色素を投与し、色素の体内動態を外部および内部から観察しました。
入学後初めての生体を用いた実習であることから、学生たちは真剣な面持ちで実習に臨んでいました。実験動物の取り扱い方(保定や注射、物質の投与法)をしっかりと学ぶとともに、動物実験の意義やあり方について考えました。

 岐阜大学の実習には、竹内准教授および岐阜大学の教員9名、獣医師免許を有したTA6名が参加しました。また、鳥取大学の実習には、鳥取大学の教員10名に加え、岐阜大学の椎名貴彦准教授(獣医生理学)が参加し、学生の指導に当たりました。

岐阜大学での授業の様子
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鳥取大学での授業の様子
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