教員の紹介

准教授 割田 克彦わりた かつひこ

所属大学
鳥取
講座
基礎獣医学
教育研究分野
獣医解剖学
担当科目
獣医解剖学実習、獣医組織学実習
warita_150x190

教育ポリシー

獣医師に求められる医療倫理を交えた教育

主な研究テーマ

・がん細胞の形態学的特徴と薬剤耐性との関連

・細胞周囲の物理的、化学的環境と細胞分化

・ステロイドホルモン産生細胞における脂質代謝

研究のキーワード

・細胞の増殖と分化

・腫瘍生物学

・がん代謝

・スタチン系薬剤

・ステロイドホルモン

主な研究業績

Warita K, Warita T, Beckwitt C, Schurdak ME, Vazquez A, Wells A, Oltvai ZN. Statin-induced mevalonate pathway inhibition attenuates the growth of mesenchymal-like cancer cells that lack functional E-cadherin mediated cell cohesion. Scientific Reports. 4:7593. 2014

 

Warita K, Mitsuhashi T, Hoshi N, Ohta K, Suzuki S, Takeuchi Y, Miki T. A unique pattern of bisphenol A effects on nerve growth factor gene expression in embryonic mouse hypothalamic cell line N-44. Archives of Industrial Hygiene and Toxicology. 65:293-299. 2014

 

Warita K, Mitsuhashi T, Fukui S, Ohta K, Suzuki S, Miki T, Takeuchi Y, Yokoyama T, Kitagawa H, Sugawara T, Hoshi N. Immunohistochemical analysis of steroidogenic acute regulatory protein (StAR) and StAR-binding protein (SBP) expressions in the testes of mice during fetal development. Reproductive Biology. 13:92-95. 2013

メッセージ

解剖学は、まず最初に体の構造と機能を理解するための科目、また臨床を行う上でも必須である、と皆さんは思うことでしょう。それは誰もが知るところであり正しいわけですが、しかし解剖学は、『なぜこんな形をしているのか、どうしてこんな機能を果たせるのか』、そんな素朴な疑問に原点があり、その歴史は古く、先の解剖学者たちが出した答えの蓄積からなる学問である、ということもできます。解剖学に限らず他の学問領域にも言えることですが、みなさんが普段勉強している教科書は歴代の研究者たちが築き上げてきた知識の集大成です。たった1つの図でさえ、先の研究者が一生涯をかけて研究し理論を作り上げたものも少なくありません。この点は意外と忘れがちなところではないかと思います。少し考え方を変えれば、いつもの教科書も今までとは違ったものに見えてくるのではないでしょうか。

光学顕微鏡や電子顕微鏡の開発以来、解剖学はマクロからミクロへと幅を広げ、また近年では分子生物学の分野も加わって、より高い研究レベルでの複雑な系の解明に迫っています。サイエンスに触れると自分の知る獣医学の世界も一気に広がることでしょう。体の構造と機能、そして生命の奥深さを知り、ときにはその難解さを楽しみながら、学生時代に是非、生命科学のおもしろさに触れて頂きたいと思っています。