教員の紹介

講師 井口 愛子いぐち あいこ

所属大学
鳥取
講座
臨床獣医学
教育研究分野
獣医臨床検査学
担当科目
小動物内科学実習Ⅰ・Ⅱ、臓器別各論Ⅳ(分担)、総合参加型臨床実習
井口愛子

教育ポリシー

広い視野を持つ獣医師の育成

主な研究テーマ

  • 犬バベシア症に対するアトバコンを中心とした治療方法の確立
  • アジア諸国におけるダニ媒介性疾患の疫学調査
  • Babesia gibsoniに対する薬剤の作用機序の解明

研究のキーワード

  • 犬バベシア症
  • アトバコン
  • 薬剤耐性
  • 治療戦略

主な研究業績

  • A. Iguchi*, T. Soma, H. Suzuki, X. Xuan : The epidemiological survey for atovaquone resistant related gene of Babesia gibsoniin Japan. Journal of Veterinary Medical Science, 78: 489-491(2016)
  • A. Iguchi, AMatsuu, N. Shiranaga, Y. Hilasa : Efficacy of Malarone®in dogs naturally infected with Babesia gibsoni. Journal of Veterinary Medical Science, 76:1291-1295(2014)
  • A. Iguchi, A. Matsuu, Y. Fujii, H. Ikadai, Y. Hikasa : The in vitrointeractions and in vivoefficacy of atovaquone and proguanil against Babesia gibsoniinfection in dogs. Veterinary Parasitology, 197:527-533 (2013)

自由記述

【教育】

動物病院に来院される症例は様々な病態が絡み合い、単純明快ではありません。臨床検査学はその絡み合いを紐解いていくための証拠集めに非常に重要な学問です。固定観念にとらわれず、広い視野を持つ獣医師の育成に努めたいと考えております。

【研究】

犬バベシア症はマダニ媒介性原虫による感染症であり、無治療の場合には致死率が20%にも及ぶことがあります。早期発見・早期治療が求められる犬の重要な感染症ですが、現在の治療法では完治できず再発が問題となっています。さらにバベシア原虫に対する薬剤の作用機序は不明なものが多いのが現状です。獣医学領域において根拠に基づく医療evidence-based medicine(EBM)はまだまだ発展途上にあります。今後はバベシア原虫における各薬剤の作用機序の解明を目的に研究を行い、EBMの発展に尽力したいと思っております。