教員の紹介

講師 辻野 久美子つじの くみこ

所属大学
鳥取
講座
臨床獣医学
教育研究分野
獣医内科学
担当科目
小動物内科学実習
tsujinokumiko

教育ポリシー

独自の発想力、自ら考え行動する力を養う

主な研究テーマ

  • アトピー性皮膚炎の新たな治療法の開発
  • ストレスによる病態悪化のメカニズム
  • 犬緑内障の病態解明および内科的治療法の開発

研究のキーワード

  • アトピー性皮膚炎
  • NC/Nga マウス
  • 緑内障
  • プロスタグランジンF2α関連薬

自由記述

獣医内科学研究室では、アトピー性皮膚炎と犬の緑内障の研究を行っています。

 

アトピー性皮膚炎の研究では、主にアトピー性皮膚炎モデル動物であるNC/Ngaマウスを用いて病態解明を行っています。また、鳥取県地域貢献事業として、地域資源のアトピー性皮膚炎に対する治癒効果の受託研究を行っています。NC/Ngaマウスは、空気中微生物の制御を行っていない通常の環境下で飼育すると、8週齢頃から強い痒みを伴う皮膚炎を自然発症します。その症状はヒトのアトピー性皮膚炎の症状と極めて類似することから、近年ヒトのアトピー性皮膚炎モデルとして多くの研究に使用されています。

 

犬の緑内障は獣医眼科疾患においてもよく見られます。しかし、その病態は未だ詳細に解明されておらず、現在、有効な内科的治療法はありません。人の緑内障治療の第一選択薬であるPGF2α関連薬は、犬緑内障においても強力な眼圧降下作用があり、獣医療の成書においてその使用を薦めています。しかし、犬では人にはないPGF2α関連薬による瞳孔に対する副作用があり、その瞳孔作用により緑内障の病態を悪化させる可能性があることを私たちは発見しました。さらに犬の緑内障の病態解明および内科的治療法の開発を行っていきます。