教員の紹介

准教授 神志那 弘明かみしな ひろあき

所属大学
岐阜
講座
臨床獣医学
教育研究分野
獣医画像診断学,獣医神経病学
担当科目
臓器別総論(神経,腫瘍, 眼),臓器別各論(神経, 腫瘍),獣医画像診断学総論,獣医画像診断学各論,小動物内科学実習,獣医画像診断学実習,総合参加型臨床実習,卒業研究
kamishinahiroaki

教育ポリシー

常に症例と向き合って研究をすることが大事だと思っています。

主な研究テーマ

  • 犬の変性性脊髄症の病態解明と治療法の開発
  • 脊髄損傷に対する再生医療
  • 新しい脳神経外科手技の開発

研究のキーワード

  • 変性性脊髄症
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 幹細胞
  • 再生医療
  • 免疫療法

主な研究業績

犬の変性性脊髄症(Degenerative Myelopathy)の病態解明: DMはSOD1遺伝子変異により生じる神経変性疾患です。現在までに神経変性のメカニズムは解明されていません。我々は犬のSOD1蛋白の生化学的な解析により、変異型SOD1蛋白の神経組織に対する毒性を解明しようとしています。

 

犬の変性性脊髄症の治療法の開発: DMは人の神経難病である筋萎縮性側索硬化症と類似する疾患です。両疾患に対する新しい治療法を開発するため、滋賀医科大学・分子神経科学研究センターの漆谷 真准教授と免疫療法に関する共同研究をしています。

 

歯髄幹細胞を用いた神経再生医療: 歯髄中には未分化な細胞群が存在し、再生医療のソースとして期待されています。我々は動物の歯から幹細胞を分離し、脊髄の再生を起こさせる試みをしています。岐阜薬科大学・薬物治療学の保住 功教授、岐阜大学医学部・口腔病態学の柴田 敏之教授らとの共同研究です。

自由記述

変性性脊髄症はウェルシュ・コーギー・ペンブロークを中心に国内で急増している脊髄疾患です。原因不明で根本的な治療法は存在しません。2009年にSOD1遺伝子の変異が発見されて以来、この疾患は人の筋萎縮性側索硬化症と類似した疾患であることがわかりました。人の筋萎縮性側索硬化症もまた、治療法のない難病です。当研究室では、獣医学・医学・薬学の共同研究により、これら2つの難病の克服に向けた研究を進めています。一緒に研究をしてくれる大学院生も随時募集しています(連絡先:kamicna@gifu-u.ac.jp)。