Center for the Development and Promotion of Joint Veterinary Education

共同獣医学教育開発推進センター

センター長あいさつ

岐阜大学 応用生物科学部
附属共同獣医学教育開発推進センター長

海野 年弘

平成29年4月より共同獣医学教育開発推進センター長を仰せつかりました海野です。社会で活躍できる獣医師を輩出するために、両大学の教育・研究力を結集して共同教育を推進することが本センターの使命であります。平成25年4月に共同獣医学科が開設されて以来、本センターではカリキュラムの円滑な運用および教育手法の改善に努めてまいりました。平成30年度はいよいよ最初の卒業生を送り出す年度となります。これまで、本センターでは共同獣医学科で開講している科目、特に遠隔講義システムを用いた授業、教員移動型の授業、および学生移動型の授業について学生による授業評価を実施してきました。今後は、これまで蓄積したこれらの評価データおよび教員側から出されている問題点等を含めてこれまでのカリキュラムを検証し、新しい獣医学教育の実施へさらに発展させていきたいと考えております。また、これまでの共同教育から得られた情報や授業方法については、積極的に外部へ発信していくことも本センターの使命であると考えております。

今後とも皆様からの暖かいご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

鳥取大学 農学部
附属共同獣医学教育開発推進センター長

保坂 善真

「共同獣医学」という言葉もすっかり皆さんの耳に馴染んだでしょうか。平成25年4月に岐阜大学・鳥取大学共同獣医学科が誕生して今年で6年目となりました。

道のりで約350キロメートル離れた両大学の教員と学生が、共同獣医学教育、すなわち同じカリキュラムのもと獣医学の講義や実習を円滑に進めるためには、もちろん様々な調整や工夫が必要です。実際、本センターは遠隔講義システムを効率的に稼働できるように時間割を編成し、両大学の学生が一体感を醸成できるような学生移動型授業の綿密な準備や段取りを行ってきました。また、授業法を検証し、より良い共同教育法の研究や提案もしています。

両大学が有する教育力と研究力を結集し、共同獣医学教育の開発と推進に資すること、を使命に、本センターは両大学が展開する共同獣医学教育を円滑に実施し、両大学の学生や教員を有機的に結束させる役割をこれからも担っていきます。

共同獣医学科の設置と同時に開設した本センターは、全国で8大学4組が展開している共同獣医学教育課程の中で唯一の機関です。このユニークな機関が6年間の活動を通して蓄積した共同獣医学教育の有益な情報の数々は、今後、広く国内外へ発信・提供したいと考えています。いよいよ、来年3月に両大学から初めての共同獣医学科の卒業生を世に送り出します。今年度は共同獣医学教育の意味と意義が改めて問われる1年となりそうです。