Center for the Development and Promotion of Joint Veterinary Education

共同獣医学教育開発推進センター

センター長あいさつ

岐阜大学 応用生物科学部
附属共同獣医学教育開発推進センター長

杉山 誠

平成25年4月、いよいよ本格的な共同獣医学教育が始まりました。

両大学では、これまで4年間にわたり獣医学教育の一部について連携教育を実施し、検証を進めてきました。この検証結果を受けてのスタートです。共同獣医学科では、両大学で同じ教育を実施し、これまで以上に社会で活躍する獣医師を輩出しなければなりません。このためには、本センターの使命である「両大学の教育・研究力の結集による共同教育の推進」は極めて重要と考えています。

また、我が国の高等教育の充実策のひとつとして、連携による教育の機能強化が謳われています。本格的な学部レベルでの共同教育は獣医学が初めてです。共同教育の実践から得た情報、開発した方法等の公開も、本センターの使命です。この活動を通して、所属学部だけでなく、広く我が国の大学に有益な情報を提供したいと考えています。

今後とも皆様からの暖かいご支援とご指導を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

鳥取大学 農学部
附属共同獣医学教育開発推進センター長

澁谷 泉

現在、我が国のみならず多くの国で、口蹄疫や鳥インフルエンザなど、国境を越えて伝搬する感染力の強い、動物のあるいは人獣共通感染症が大きな社会的な不安をもたらしています。また、狂牛病(BSE)や病原性大腸菌など「食の安全」に関する不安も重大な社会問題となっています。これらの状況から、国際社会の獣医師へ、あるいは獣医学教育への要請は質的にも量的にも高まっています。そして、この状況に応えるべく、獣医学教育は大きな変革の時期を迎えており、平成23年には全国の獣医系大学で共通に教授すべき到達目標を網羅したモデル・コア・カリキュラムが設定され、その内容を実際に修得したことを確認する全国共通テストである共用試験も準備が始まっています。

岐阜大学・鳥取大学共同獣医学科は、このような社会状況や獣医学教育改革の大きな動きを背景に、平成25年4月に設置され、すでに第1期生を迎えております。

共同獣医学教育開発推進センターは、共同獣医学科の授業を円滑に実施し、2大学間、異なる授業間での授業の連続性や継続性を確保するために共同獣医学科と共に両大学に設置されました。共同獣医学科の教育レベルの向上をはかり、実践的な獣医学教育に寄与することで、社会に貢献できる獣医師を輩出することを目標にしております。