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岐阜

vetOSCEのプレトライアルが実施されました。

 去る10月20日(月)、附属動物病院にてvetOSCE(客観的臨床能力試験)のプレトライアルを実施しました。本プレトライアルは、2017年3月に実施が予定されている本試験に向けて、試験運営や学生の動きを確認し、改善点を探ることが主な目的です。

 参加学生は9名、3人1組で獣医療面接(10分)と実技3種(イヌ身体検査、薬剤調整、皮膚縫合 各3分)の試験に臨みました。当日は医療面接の外部評価者として日本獣医生命科学大学(2名)と宮崎大学(1名)の先生、標準クライアントとしてアニコム損保2名と大阪の専門家1名にご協力いただきました。また、事務職員も参加しました。

 学生にとっては初めての慣れない試験ということもあり、少し緊張していましたが、練習をしていたこともあって、それなりの対応ができたようです。試験後の待機室では自分たちでお互い反省点を話し合っていました。

 なお、本プレトライアルには全国の獣医系大学より多くの教職員が見学され、評価者や監督として試験に参加した教職員とともに試験後にvetOCSEの今後の実施にあたっての問題点や改善点を話し合いました。活発な意見交換が行われ、理解がさらに進み、各大学においても何とか実施できるという印象を持っていただいたように思います。

 初めての試みでしたが、全体として大きな混乱もなく順調に実施でき、これからのvetOSCE本番に向けてよいトライアルとなりました。ご協力いただいた皆様にお礼を申し上げます。

 

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待機中の参加学生  見学者の様子