共同獣医学科
Joint Department of Veterinary Medicine
新着情報
大学教育導入演習A(1年生)を開講しました(in 鳥取大学)
9月25日(月)-9月29日(金)に大学教育導入演習Aを鳥取大学で実施しました。本科目は共同獣医学科のカリキュラムで両大学の共同獣医学科1年生が一緒に受講する最初の演習であり、共同学科学生としての「一体感の醸成」を目的としています。また、産業動物獣医学の入り口として産業動物の繁殖管理、家畜飼養衛生および疾病予防対策に対する理解を深めることも重要なテーマです。加えて、鳥取大学教員が担当専門科目と研究内容を紹介し、獣医学の多彩な領域と多様な社会貢献に関する理解を深める等、様々なプログラムが組まれています。今年度は4年振りに完全対面での開講となりました。
初日は対面・開講式および翌日の演習に向けた準備を行いました。2-3日目は鳥取県畜産試験場および鳥取放牧場(公益財団法人鳥取県畜産振興協会)を見学し、産業動物を飼育する上で不可欠な暑熱対策や採精等の繁殖管理について学びました。4日目午前は、産業動物臨床、繁殖管理および家畜衛生に従事する獣医師による講演および鳥取大学共同獣医学科教員による教育研究分野の紹介を受け、獣医師が活躍する分野の多様性に関して理解を深めました。4日目午後は、現場見学の内容や鳥取の思い出をまとめてプレゼンテーションを行いました。全プログラムを通して、獣医師の卵としての一歩を踏み出したこと、また、共同獣医学科学生としての実感を得ることができたのではないかと思います。次に彼らが顔をあわせるのは2年次に岐阜大学で開講される大学教育導入演習Bです。