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産業動物臨床実習を実施しました。

  8月22日(月)~8月26日(金)[4泊5日]の間、鳥取大学共同獣医学科4年生を対象に、岐阜大学にて「産業動物臨床実習」を実施しました。(岐阜大学の4年生は9月26日~9月29日の日程で同実習を実施予定)

 

  22日(月)午後に到着した鳥取大学の学生は、概要説明の後、さっそく実習用の服装(つなぎと長靴)に着替え、牛の扱い方を学びました。最初は模型の子牛を相手に頭絡の作り方やかけ方に悪戦苦闘していましたが、教員の指導のもと、しばらくするとコツが掴めたのか、スムーズに頭絡をかけられるようになりました。

  2日目、午前には牛の身体測定を行い、さらに心音や胃の音を聴く練習をしました。午後には本格的になってきて、採血・導尿等を行ってその検査を行いました。

  3日目、午前にはレントゲン検査や超音波検査の様子を見学し、その実際を目の当たりにしました。午後には牛の去勢手術に挑戦し、その後削蹄を体験しました。

  4日目、午前中に牛に局部麻酔をし、午後にはいよいよ開腹手術に挑みました。

  最終日の5日目には、術後処置について学び、全体の総括をして実習は終了となりました。5日間を通して天候に恵まれ、共同獣医学科教員の指導の下、無事当演習を終えることができました。

 

  産業動物臨床実習は今回が初めての実施でしたが、学生たちは日ごとに成長し、本格的な獣医師となるための段階をまた1つ上ることができました。

 

 1日目
概要説明 模型の子牛に頭絡をかける
 2日目
牛の聴診 採血
 3日目
レントゲン しっかり消毒
蹄を削る
 4日目
手術の様子1 手術の様子2
 5日目
手術の復習とまとめ 産業動物臨床学研究室のみなさんと牛に感謝