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産業動物臨床実習を実施しました。

 8月21日(月)~8月25日(金)[4泊5日]の間、鳥取大学共同獣医学科4年生を対象に、岐阜大学にて「産業動物臨床実習」を実施しました。(岐阜大学の4年生は9月25日~9月28日の日程で同実習を実施予定)

 

  21日(月)午後に到着した鳥取大学の学生は、概要説明の後、さっそく実習用の服装(つなぎと長靴)に着替え、牛の扱い方を学びました。最初は牛舎から牛を連れてくるところから始め、実習室まで悪戦苦闘して連れてきていました。その後、牛の身体測定を行い、また牛の扱いについて学習しました。後日には、見違えるようにスムーズに牛を連れてくるようになっていました。

  2日目、午前には頭絡を含むロープワークを学び、さらに心音や胃の音を聴く練習をしました。午後には本格的になってきて、採血・導尿等を行いました。

  3日目、午前にはレントゲン検査を体験し、午後には子牛の去勢手術に挑戦しました。

  4日目、午前中に牛に局部麻酔をし、午後にはいよいよ開腹手術に挑みました。

  最終日の5日目には、術後処置について学び、全体の総括をして実習は終了となりました。5日間を通してほぼ天候にも恵まれ、教員の指導の下、無事当演習を終えることができました。

 

  本実習で学生たちは日ごとに成長し、獣医師へのステップをまた1つ上がりました。

 

 1日目  
概要説明 牛を引く
 
ロープ1本で牛を倒す  
 2日目  
ロープの練習 聴診
採血 導尿(尿の採取)
 3日目  
レントゲン 胃汁の検査
 
去勢手術  
 4日目  
毛を剃る 薬を準備
手術着・手袋着用 手術の様子
 5日目  
手術の復習とまとめ 産業動物臨床学研究室のみなさんに感謝