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産業動物臨床実習(JV4)を実施しました。

8月20日(月)~8月24日(金)[4泊5日]の間、鳥取大学共同獣医学科4年生を対象に、岐阜大学にて「産業動物臨床実習」を実施しました。(岐阜大学の4年生は9月25日~9月28日の日程で同実習を実施予定)

 

  20日(月)午後に到着した鳥取大学の学生は、概要説明の後、牛の餌と牛の扱い方(ロープワーク等)を学び、まだぎこちない手つきながら簡単な試験に挑みました。

  2日目は、実習用の服装(つなぎと長靴)に着替えて牛舎から牛を連れてくるところから始め、さらに心音や胃の音を聴いたり直腸での体温測定などの体験をしました。午後には本格的になってきて、採血・導尿・削蹄等を行いました。

  3日目は今回初の試みで、美濃加茂農場に移動し除角について講義を受け、午後から施設見学をした後、大きな肉牛を相手に四苦八苦しながらも牛を捕らえて体側、その後除角に挑戦しました。

  4日目、午前中に牛に局部麻酔をし、午後にはいよいよ開腹手術に挑みました。

  最終日の5日目には、出産時の処置と産業動物獣医師の仕事について学び、全体の総括をして実習は終了となりました。5日間を通して天候に恵まれ、教員の指導の下、無事当演習を終えることができました。

 

  本実習で学生たちは日ごとに成長し、獣医師へのステップをまた1つ上がりました。

 

 1日目
概要説明 ロープワーク説明
自主練習 テスト(教員の指導あり)
 2日目
直腸温検査 牛の蹄について
導尿(尿の採取) 削蹄
 3日目
講義 施設見学
牛の追い込み 体重測定
体の大きさ測定 除角(済)
 4日目
子宮を確認 毛を剃る
薬を準備 手術着・用具準備
手術の様子 第一胃を確認
 5日目
子牛について 産業動物獣医師について