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大学教育導入演習Ⅱ(JV2)を実施しました。

8月26日(月)~8月30日(金)[4泊5日]、両大学の共同獣医学科2年生68名が岐阜大学に集まり、大学教育導入演習Ⅱを実施しました。

 

  初日は、長良川うかいミュージアムにて演習を実施しました。宮内庁式部職鵜匠・山下哲司氏による特別講演を受講したのちミュージアムの展示を見学して、鵜の生態や長良川鵜飼の歴史などを学びました。また、施設見学後は周辺を自由散策し、本物の鵜飼を川岸から見物したり夕食を共にしながら、班ごとに交流しました。

  2日目は、岐阜県での豚コレラ発生の現状と対応(猪島教授)、鳥類の解剖学(齋藤准教授)、鵜の病理学(酒井准教授)を受講し、豚コレラの発生状況やその対応、鵜の生態や病変について理解を深めました。続いて、(株)イーグレット・オフィスの須藤明子氏から、カワウの科学的・計画的捕獲やイヌワシの保護活動についての講義があり、野生動物の保護管理(生態系維持)の現状や考え方について学びました。さらに、日本中央競馬会(JRA)特別顧問(前理事長)の土川健之氏による特別講演が行われ、JRAの取り組みやJRAにおける獣医師の活動が紹介されました。

  3日目と4日目は、2グループに分かれ、交互に1グループは滋賀県にあるJRA栗東トレーニングセンターの競走馬診療所および調教施設を見学し(装蹄見学と乗馬体験あり)、もう1グループは、岐阜県中央家畜保健衛生所および岐阜大学の教員による獣医学の研究紹介を受講し、また大学内に完成したアーカイブコアと、附属動物病院を見学しました。また、4日目夕には、立食形式で教員・学生意見交流会を行い、学生間のみならず、教員とも交流を深めました。

  最終日は、演習のまとめを行い本演習を締めくくりました。

 

  この5日間はあいにくの天候の日もありましたが、無事に当演習を終えることができました。

 

 

 1日目
長良川うかいミュージアム
鵜匠(山下氏)の講演
長良川うかいミュージアム
金華山(岐阜城)・長良川を背景に山下氏と共に
長良川うかいミュージアム見学1 長良川うかいミュージアム見学2
 2日目
杉山学部長あいさつ “鵜”に関する講義1
“鵜”に関する講義2(イーグレットオフィス 須藤氏) JRA特別顧問(土川氏)の講演
 3,4日目
岐阜県中央家畜保健衛生所の講義 アーカイブコア見学
研究紹介(臨床分野) 動物病院見学
栗東トレーニングセンター1(乗馬) 栗東トレーニングセンター2(装蹄)
栗東トレーニングセンター3(場内見学) 栗東トレーニングセンター4(競走馬診療所)
交流会
 5日目
写真なし